そらまめ作業所が20周年を迎えました




ごあいさつ

『いのち輝かそう』をスローガンに1989年
                   そらまめ障害者共同作業所が誕生

(1988年に障害児・者を守る会平野東住吉支部の作業所準備会として3人から発足)

 正式には22年。1990年・当時年間290万円の公的資金を受けるようになって20周年を迎えます。
 養護学校を出てもいく所がない、何とかしなければという家族の思いから全国に「そらまめ」のような手作りの共同作業所が立ち上げられました。共同作業所連絡会(きょうされん)の運動の流れです。

 私はそのころ児童の施設で働いており、作業所運動の事を知ってはいましたが、自分たちで作り出していく事がここまで大変な事だとはよもや思わず、縁あって無認可のそらまめ作業所で働き出した私にとって初めてのことも多く、児童とは違う1人の大人としての多様な障がい者の方との出会いに学ぶ事も多々ありました。年表にもありますが、作業所の状況によって数回の移転を繰り返しながら、現在の認可にまでたどり着きました。作業所立ち上げ時18歳だった「なかま」が40歳となり、最高齢の方は62歳となりました。

 20年、過ぎてしまえば短いものですが、青年だった「なかま」が、いいおじさん・おばさんとなり家族も高齢化を迎え、悲しい別れも幾度か経験してきました。何よりもショックだったのは、まだ青春まっただなかの20代で旅立ってしまったSさんのことです。「キム(木村のこと)私成長した?変わった?よね」といつも私に確認し、目覚しく人間としての中身を豊かにしていった矢先の事でした。彼女がここに存在しないのが残念で仕方ありませんが、「そらまめ」の流れの中に生き続けてくれるでしょう。

 小粒だった「そらまめ」がここまで大きくなれたのは、『1人の人間として豊かに生きよう』ということを運動の真ん中に据え、どうしたら利用者も家族も職員も輝いて生きていけるか、ということを貫いてきたからだと思います。特に認可を目指してからの「そらまめ」の頑張りは口では言い表せない、大きなうねりのようなものでした。

 平野の関係団体に呼びかけ、利用者・家族十数人、職員3人という少人数ながら、それぞれのつながりを活かして、まめのつるのように・どんどんと伸びていきました。数十回に及ぶ署名・カンパ活動・半年ごとにイベントを3回と次から次へと精力的に突き進んできました。
 認可になって6年。土地の確保、地鎮祭、地域説明会と走馬燈のように場面場面がよみがえってきます。数え切れない多くの方の支援を受け、今日の「そらまめ」があります。認可になった喜びも束の間、直後に障害者自立支援法がスタートし、施設運営も新たな局面を迎え、20名で出発した「そらまめ」も今では35名の利用者となり大きくなってきました。

 創立20年の節目を記念して、11月3日に記念式典(平野区民センター)を開催致します。認可時に発展解消した後援会を再編し、次なる作業所づくりへと「そらまめ」の花のように上を向いて歩み続けようと決意を新たにしています。皆様のさらなるご支援をお願いいたします。


                                       社会福祉法人 つむぎ福祉会
                                           そらまめ作業所
                                           施設長 木村 順子

      そらまめ作業所20周年記念式典

    日 時 11月3日(水)11時〜

    場 所 平野区コミュニティセンター


そらまめ20周年記念Tシャツを販売しています。

そらまめが20周年を迎えるにあたり、ますます多くの人とつながりたいという気持ちをこめて前面にはそらまめが手をつないでいる様子をのせています。
ぜひご協力お願いいたします。